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Playing with Clay in the Ivory Tower

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2011年 06月 06日

CFA Level 3

ニューヨークはシェラトンホテルにて、CFA Level 3の試験を受けてきました。昨年の敗戦を生かして、と行きたいところではありましたが、1月から2月にかけて勉強時間が確保できなかったことが影響し、最後はやろうと考えていた勉強をすべて終えることが出来ないまま試験に臨みました。AMは案の定時間が足りず、最後の1問を残して終了、PMは去年より難しく感じ、手ごたえのないまま終了、といった感じです。結果は8月の中旬あたりに発表であったと思います。去年が酷かったので、正直どの程度であれば受かるのか、という感覚はありません。従い、すごい運が良ければ受かるかも知れない、といった感想です。今しばらくは試験勉強からの解放感を味わいつつ、睡眠不足から来る頭痛、あるいは長時間椅子に座り続けたことによる腰痛などのリハビリに費やすことになりそうです。

試験内容についての詳細は書けませんが、一応備忘録として勉強の過程を記録を残しておきたいと思います。

8月: 敗戦
9月: 中旬渡米。研修&休暇の日々。仮住まいのため、CFAの申し込みは先送り。NYを知るために、色々と散策に出かける。勉強時間0。
10月: 研修が終わり、中旬あたりから仕事開始。新しい環境に溶け込むこと、それからアパートメント探しでほぼ土日を消費。勉強時間0。
11月: 新居に入居。ようやくCFAの試験の申し込み。CFA Curriculumを少しだけ読み始める。1日1時間程度。昨年のCurriculumを持ってきていたので、その書き込みを書き写す等の作業。さすがに2度目なので、理解度、読み進める速度は去年より高い。とは言いながらも、平日0~2時間、週末は時々数時間読む程度。
12月: 仕事の繁忙の開始。最初のうちは勉強時間を確保するも、新しい仕事への対応等、余裕を徐々に失い、勉強は先送りに。
1月: 勉強時間0。
2月: 勉強時間0。
3月: ようやく仕事が少し緩和される。テキストの読み込みの再開。(Ethics, GIPSは後回し。全てのEOCも後回し。)平日は週に3日程度1日1~2時間勉強。土日は合計で6~10時間程度。
4月: 第2週あたりでテキストを読み終わり、CFAIのWebの過去問(2007-2010)をダウンロードし読み始める。いい加減勉強が間に合わないことに気づき、EOCを1から解くことは諦める。平日2時間、土日は合計で10時間程度。4月の後半からSchweserのPractice Exam(2010年からの使い回し(ちなみに未使用))のVolume1&2のAM Session(Essay)(合計6セット)を通勤の地下鉄の中でこつこつ解き、自宅などで復習。
5月: 第1週あたりにAM Sessionが解き終わり、第2週からPM Session(Multiple Choice)を週に3セットで、翌週に終了。Practice Examの出来は60%~70%程度。この復習の際にノート作成。ただし時間がかかり、EOCは本当に必要と思ったものだけ(2011年に新たに追加された項目: EconomicsのEquity Valuation, GIPSと自分の苦手分野(Fixed Income, Commodityなど))。平日は1日3~4時間、週末は1日10時間程度。5月中旬以降から、22時就寝、3時起床というライフサイクル。
6月第1週: 一定の勉強をしたので、最後はそれまでに解いたCFAIの過去問とSchweserのPractice Exam、それから勉強過程で作成したノートを読み返す程度。
6月4日: 朝5:30に起きて、ノートをざっと見ながら支度。7:40に会場であるシェラトンホテルに到着。東京で受験した頃に比べ、CFAIのオペレーションがはるかにしっかりしているという印象。AMはやや緊張。試験開始直後は、5分程度かけて問題を一通り見通し、自信のありそうな問題から解くことに決定。時間の管理をしつつも、どうしても時間の貯金を作ることが出来ず、結果最後の1問は解く時間なし。PMは、もう少しで解放されるという気持ちで臨んだため、やや集中力を欠くものの、緊張はなし。Ethicsから解き始めるが、集中力を欠いていたため、その英語の長文に苦悩する。途中解けない問題で、時間を消費し焦るも、割り切って飛ばし最後まで辿り着き、20分程度の時間を余らせてその問題に戻る。しかし結局解けず、最後はPure Guessにて終了。

CFAの試験を受けた方々、本当にお疲れさまでした。シェラトンの試験会場でも、試験の冊子を回収し、カウントしている間から、受験生がざわざわし始め、席を立って良いとの合図を聞くと、皆が一斉に席を立ち、試験が終了した解放感を感じているようでした。私個人的には、ようやくCFAと関係のない本を読める、ということで、大きな喜びを感じています。

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by ivory_tower_ny | 2011-06-06 11:43 | CFA


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